
人間は好きなこと・興味のあることに依存して生きる


一般的に依存という言葉は、良い意味では使われない
むしろ、依存 = 悪 という価値観を持っている人が多いだろう
だが私は、 ”依存 = 自分の人生になくてはならない物” という見方もできると考える
例えば
- アルコール依存 = お酒 が大好き
- ギャンブル依存 = ギャンブル が楽しみ
- 恋愛依存 = 恋人がいる自分 は輝いている
のように、あえて 依存という言葉を使わない表現 をすると、絶対悪というイメージが薄まる
それでも依存は依存でしかないという言葉が挙がりそうだが、度が過ぎて好きになり、自らをコントロールできなくなる状況(中毒症状)を思い浮かべている とも言える
ちなみに、自分自身をコントロールできなくなった時点で、 ”依存症” や ”中毒” という状態・病気として扱われる
だが、視点を変えると、 “好きでもないこと・夢中になれないこと” に対して依存はできない
そう考えると、私は依存が100%悪いとは言い切れないと思う
”依存していること・相手” に対して、真っ直ぐ向き合っている・熱意を感じている という見方もできるからだ
ここで私が言いたいのは、 ”好きな気持ちを持つこと自体は決して悪ではない” ということだ

夢中になれる物 があってこそ
人生の楽しみが増えて 生きがい に繋がります
ちなみに、 依存のイメージが悪い のは
- 周りの人達に 悪影響を与えている から
- それに気づかずに 執着し続ける から
- 悪影響を与え続けている状態を そのまま放置している から
である
つまり、理性を保てないほどに依存し続け、執着からくる欲望が誰かにダメージを与え、人生を崩壊させてしまう という結論が導き出せる
私たちはその状態を回避しなければならない
≪ Point ≫
- 人間は 好きなこと・熱中できること に、多かれ少なかれ依存する
- 自らの コントロールができないほどの依存 = 依存症・中毒症 と考えてみる
- 依存症・中毒症は 周りの人達に実害を与え、人生を崩壊させる くらい恐ろしいもの

依存するきっかけが誰にでもある


一般的に世の中では、依存症は “精神的に弱い人がなる” と、考えられている
多くの人は、”理性が保てない = 精神的に弱い” と言いたいのかもしれない
むしろ、その人の抱えている 人生の背景 を考えることが、解決の糸口になる
例えば
- 今まで 人生を懸けて頑張ってきたことが全て無駄に終わり 、酒浸りになる
- 毎日の多大な ストレス発散が上手くできず 、ギャンブルに手を出した
- 人から愛されないと自分を保てない から、恋人がいない期間を作りたくない
など、もしかしたら 少しでも共感できる部分 がある人もいるだろう
精神的に弱いからではなく、 ”精神的・物質的な余裕” が足りなくなってしまった ことが依存のきっかけになる
人間は、余裕がないほどに執着してしまうから、 精神的な余裕の無さ が依存を増長させるという側面がある
誰にでも依存症になるきっかけは存在しているのだ
このような人それぞれの人生の重荷に気付ければ、上手く対処できるかもしれない
ちなみに 依存と依存症 を分けて考えると
- 感情をコントロール した上で好きを追い求める = 良い依存
- 執着し実害が及んでいる = 依存症(止めたくても止めれない場合も含む)
少し極端かもしれないが、 精神面と周りへの影響力 を考えて判断してほしい
このように分けて考えてみれば、依存全てが100%悪とはならない
依存症を回避しながら ”依存の良い部分をすくい上げる” ことが、今回の記事の大きな注目点だ
≪ Point ≫
- 精神的な強さ・弱さ が原因で依存症を発症するとは言い切れない(依存症は脳の病気)
- 誰にでも 依存症になるきっかけ は存在している
- 精神面と周りへの影響力を判断して、 依存と上手に向き合う

余裕を獲得すれば理性を保ちやすい


ここからは悪い依存や依存症から脱却する考え方をおさえていく
”限度を無くして依存しすぎると依存症になってしまう” という側面があるのであれば、1つの物事に依存しすぎない対策 が必要になる
例えば
- アルコール依存 : 自分の理性を保てる だけの量に留める
- ギャンブル依存 : 毎月 金額を決めて 行う
- 恋愛依存 : 気持ちを相手に 押し付け過ぎない (自分に対して相手がいることを理解する)
などが理想だ
ここでおそらくあなたが思ったのは、それができないから依存しているという事実だ
それは確かに正しい
ほどほどに調整できるならば、依存しすぎて依存症にはならない
誰かに迷惑をかけたり、人生が崩壊してしまうこともない
だが、”あなた自身に余裕があれば、ほどほどに調整ができる” はずだ

余裕があれば理性が保たれる ので
依存に振り回される可能性はぐんと低くなるよ!!
理性を保ち、ほどほどに調整できる依存は、むしろあなたに 生きる楽しみ を与えてくれる
例えば
- しっかり働いて、 帰った後のビール は最高!!
- 休みの日に、自分の好きなパチンコで 計画的に遊ぶ
- 執着や束縛などを手放して 、お互いの自由の元に信頼関係を構築した恋愛
これらは、間違いなく あなたの人生を豊かにしてくれる
しつこいかもしれないが、 コントロール可能な依存 = あなたの楽しみの証 だ
ではそれらの余裕はどのように獲得すればいいだろうか?
【 1つ目 】は、毎日の生活において 成長を意識する ことだ
日々の生活に満足できれば、 精神的に一本の芯が通った状態 を保てる
豊かさを保つ = あなたが守るべき何か があれば、 自分の弱さと戦い続ける感覚や誘惑に負けない強さ を保てる(失うものが何もない人ほど、犯罪に手を染めることすら躊躇しない場合もある)
だが、人生は常に好転するとは限らない
良いことも悪いことも起こるのが人生 なのだ
そんなときに大事なのは
【 2つ目 】の 精神的な支えとなる大事な人に頼る ことだ
- 仕事で大失敗してしまったが、信頼できる先輩が 自分のことのように心配し励ましてくれた
- 大好きだった彼氏・彼女に突然振られてしまったが、 親友が一緒に泣いてくれた
- ストレスを溜め込まないように、 定期的に友人と食事・飲みに行って 楽しい時間を過ごしている
など、あなたにとって 精神的な支え があれば、何かあっても安心できる
あなたが落ち込んでしまったときに、それを受け止めてくれる存在は大きな支え となる
逆に、 あなたが相手の精神的な支えになる ことも忘れてはいけない
お互いの支えが、お互いのセーフティネットになれば、これほど頼もしい存在はない
そうすれば、 ”依存症になるきっかけをシャットアウト” できる
また、 ひとりが好きな人 もいると思うが、その場合は自分の環境を整えて欲しい
人に支えてもらうばかりではなく、物に支えてもらうことも十分有効だ
(例えば、好きな音楽・ひとり旅行・推し活・食べ歩き など)
≪ Point ≫
- 1つの物事に依存しすぎない ような対策が必要
- 日々の生活に 余裕があるほど 、依存症になりにくい
- コントロール可能な依存は、あなたに 生きる活力 を与えてくれる
- 守るべきものを持ち、信頼関係を構築して、 依存症の根源をシャットアウトする

依存先を増やしてそれぞれを大事にすれば、執着は生まれない


そこで私は、依存先を増やして余裕を獲得しようと提案する
では、どのような影響があるだろうか?
例えば、恋愛に依存しすぎる人は ”彼氏・彼女を独占したい” と考え、執着する
そんな人が友達を大事にすれば、恋愛と交友関係の2つに依存することになる
他にも仕事に依存し、趣味に依存し、おいしい食べ物に依存し、・・・。
というように、”やりたいこと・楽しみたいこと・使う時間” が分散される
それはすなわち、1つの物事に執着している状態ではなく、たくさんの物事に楽しみを見出している状態 だ
- 仕事を 楽しみ ながら頑張り、社会貢献によって自分の 役割を理解 し、スキルアップして 能力を高める
- 趣味を充実させて 精神的な安らぎ を獲得し、共通の目的を持った仲間と 関係を深める
- 恋愛によって 信頼関係 を育み、その他交友関係によって心を許しあい 対等に関わる
- おいしい食べ物を食べて 健康 を保ち、日々の ストレスを発散 させる
これらは一例だが、 あなたの楽しみがどんなことなのか を考えてみよう

依存先を複数獲得して、 ひとつひとつを大事に育てれ ば
労力と時間と楽しみが分散されるよ!!
依存先の分散のメリットは他にもある
それは 様々な種類の経験値の獲得に繋がる ことだ
- 仕事が全ての人は、 仕事を通じた経験値しか得られない (退職後、何をしたいかわからない状態に陥る)
- 恋人に執着している人は、 それ以外の人間関係が育まれない
- お金を貯めることに執着しすぎて、 自己投資や自分磨きをおろそかにしてしまう
など、何かを突き詰めていこうとする姿勢はすばらしいが、 何事もほどほどが大事 だ
他のことにも挑戦し、違う種類の 経験値の獲得 を目指してみよう
このように、現在幸せに生きている人はたくさんの依存先を抱えて、そのひとつひとつを大切にしている
優先順位は人それぞれ違うかもしれないが、 その他を犠牲にしようとは考えていない
そしてもう1つ覚えていて欲しいことは、 1つの依存先を失ったときに他の依存先があなたを支えてくれる ということだ
- 1つ しかないことが駄目になったら 0 になる
- 5つ あることの1つが駄目になっても、 4つ 残る
どちらがあなたにとって ダメージが大きい だろうか?
“余裕があるのはどちらなのか” は明白だ
また、ぽっかり空いた依存先を埋めるとき、 他の依存先がきっかけを提供してくれる こともある
- 仕事で失敗 し退職することになったが、 友人 から新しい仕事先を紹介してもらえた
- 恋人 を失ったが、 趣味 を通じて新しい出会いがあった
- 友人 が熱中していることを教えてもらい、はじめてみたら思いのほか楽しくて、 趣味 がまた一つ増えた
など、何かのきっかけで あなたが豊かになるチャンス はどこかにある
依存先(ここでは所属コミュニティーの意味)が多いほど、チャンスを掴み取る可能性は高い
こんな風にあなた自身が自らの特性や性格を理解した上で、自分がやりたいことにどんどん挑戦し、自分の感情をコントロールすれば、あなたは幸せに近づける
≪ Point ≫
- 依存先を複数作り、その ひとつひとつを大切に育てる
- 依存先が複数存在すると、 違う種類の経験値 も獲得できる
- 依存先がたくさんあれば、 1つくらい失っても平気

理性が伴った依存は人生を豊かにする

依存という言葉を聞くと、良いイメージが湧かないことは重々承知している
実際に被害を受けた人からすれば、依存は依存でしかないかもしれない
ただ、”依存と依存症の2つを分けて” 考え、理性が伴った熱意を持つ良い依存ができれば、きっとあなたの人生が豊かになることを是非わかって欲しい
何かに熱中しているあなたは、周りの人から見て、とても魅力的だ
そしてその絶対数を増やせば、あなたの魅力を複数持つことに繋がる
たくさんの行動を起こし、たくさんの種類の経験値や余裕を高めて、たくさんの顔を持とう
そうすれば、良い依存を獲得しながら、大事にしていけるだろう



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