
相手への配慮ができない者は笑いから遠ざかる


私達はできるだけ笑い合って楽しく生きていきたい
現在、テレビやSNSなどの媒体や人と人の会話など色々なかたちで、日常生活で笑いは身近に存在する
ちなみに、笑いは脳を活性化させる
脳の機能が活性化すれば記憶力や判断力が強化されるし、リラックスすることで発想力が向上する

笑うという行動によって 様々な良い効果 が期待されて
病気の予防 にもなります!!
このように、脳が活性化されることで人間力向上が見込める
受け取る側の印象によって “冗談として笑いが起こるか、皮肉や批判として受け取り怒りがこみ上げるか” が、変わってしまう
自分の会話によって相手がどのように受け取るかは相手の課題である
相手の領域は あなたが踏み込める部分ではない
だからこそ
- 自分と相手の 距離感
- お互いの 心の余裕
- 性格・特性
などによって決まり、相手が冗談として受け取る 許容範囲 が変わる
そう考えると、笑いを起こすことは難しい
”相手への観察力と自分の人間力” が試される

笑いを提供する面白い人になるには
相手への攻撃性を上手に示す 必要がある
攻撃性を示さず、ただ淡々と真面目な話ばかりをしていると、冗談の1つも言えない人・つまらない人としか認識されない
だが、距離感を間違えてしまうと、あなたが冗談のつもりで言っていたとしても、本気と伝わり、相手の気分を悪くして怒らせてしまうかもしれない
最悪、関係性が破綻してしまうかもしれない
相手の気分を悪くしないギリギリの攻撃性を探りつつ、軽く受け流して欲しい認識をいかにさせるかが大事になる
攻撃性が前提となるなら、 相手に嫌われないための顔色の伺い方 だけでは笑いを起こすことはできない
誰にも嫌われない振る舞いをしているうちは、人を笑わせることは難しいまま だろう

プロと素人の笑いの違いとその後の対処力

最近の世の中に “誹謗・中傷・批判” が増えたのは、それだけたくさんの人が ”笑いが身近になっている・求めている” ことも要因の1つだ
そして、テレビやSNSなどで、お笑い芸人が大きく活躍し身近になった背景もある
笑いの力は強く大きいが、使い方を間違えてしまうとその代償も大きい
出し手が冗談のつもりで相手への攻撃性を示す一方で、受け取り手が嫌な気分になってしまっては、笑いは成立しない

私にも 冗談のつもりで言った言葉 によって
相手を 嫌な気分 にさせてしまったことがあります
相手への配慮ができない人が笑いだけを追い求めた結果、いじめが起こり、限度を超えたいじめが人の心を破壊し、最悪の事態を招いている
”自分が楽しければ相手のことなど関係ない” と考え、行動に移しているのがいじめの正体だ
よく、テレビやSNSなどで笑いが巻き起こっているが、あれは しっかりとしたシナリオがある前提 となっている
テレビの中のお笑いは出し手も受け手もプロ(もしくは最後にネタばらしをしっかりする)だから、 何があっても企画という形で最終的に収められる
”ひとりの人間 として相手へ敬意を払いつつもテレビとして面白さを提供する” という 全体の目標が明確 になっていることが多い
だが、 テレビの中で作られたシナリオそのままに現実世界で笑いの攻撃を最大化 してしまうと、暴走してしまう
現実世界は多くの場合、企画もシナリオもないから、冗談で済まされない事態に発展してしまう
素人とプロの違いはそこにあるから、現実世界でテレビやSNSなどをそのまま真似するのはリスクが高い
その分別をしっかりとつけなければならない
≪ Point ≫
- 笑いには 攻撃性 が伴い、自分と相手の距離感や信頼度に左右される
- 自分と相手の課題をしっかり分けて 考えなければ、気遣いに繋がらない
- 誰にも嫌われない振る舞い をしているうちは、人を笑わせることは難しいままだ

まずは心地よさとリラックスの提供からはじまる


では、現実世界での笑いはどのようにすれば成り立つのだろうか?
その前に、そもそも笑いを起こしたい理由は相手に対して面白い人だと思わせることだろうか?
まずは、そのような感覚を身体に染み付けてみよう
私が思うに
- 一緒にいて 心地よい
- 話しやすい
というような印象を相手に与えることが 目標 のはずだ
私達は多くの場合、 お笑いのプロを目指しているわけではない のだから

自分と相手の関係性をしっかり構築すること
お互いに 良い印象を持つ状態がスタート だね!!
逆に言えば、何もないところから人を笑わせることは不可能に近い
しかも、笑いのツボは人それぞれに違いがある
そんな状態でちょっとした冗談を言えばいいだろう
もしクスッとでも笑い合えれば、相手は自分との会話をしっかり楽しめているだろう
一番大事なのは、相手に “少しでも冗談を言う人” だと認識させること にある

自分が相手にできることと笑いの注意点

笑いで大事なのは技術ではなく、お互いの心理状況だ
そして逆の立場で考えると、相手の面白いところを見つけて、楽しく笑うことが自分にもできるかどうかも重要だ
相手の笑いをすくい上げることができれば、相手に良い印象を残すことも可能になる
実際に、あなた自身も相手が話を楽しく聞いてくれるならば、一緒にいると心が落ち着くし、案外楽に面白い話をしてみようと思える
そんな親しみやすい相手になれるように、 まずはあなたが相手の親しみやすい人になってみよう
>>> — 笑いにおける注意点 1 — <<<
親しみやすさや距離感を縮めるために、自己開示することがある
基本的には 自己開示 は自分で行うのがマナーだと私は考えている
やはり人間関係は、相手への配慮を絶対に欠いてはいけない
>>> — 笑いにおける注意点 2 — <<<
日本は 権力や上下関係 を重んじる文化で成り立っている
立場の強弱によって
- 誰も逆らえないから好き放題にする
- 立場が弱いから我慢する
- 常に気を使わなければならない
という関係性が裏に隠されている
特に、目上の人に言いたいのだが、自分の立場にあぐらをかいてはいけない
下の人間に対して、相手の立場に対する推測力を常に念頭に置かなければならない
上下関係を全面に出し過ぎると、リラックスする心理は生まれず、心から笑い合う関係性は作られない
本当は笑いたくないのに、 立場が弱いから笑わざるを得ないような状況を作ることは真実の楽しい笑いから一番遠ざかる ということを理解しよう
>>> — 笑いにおける注意点 3 — <<<
そこにいない人を小馬鹿にしたり、悪口を言うような笑いはしてはいけない
後でその話が本人に伝わってしまったとき、相手は深い嫌悪感に包まれてしまう
話をした相手や第三者に、あなたの人間性が疑われるだけだ

誰かの悪口を言いすぎると
あなたの 人間性が疑われる だけです
≪ Point ≫
- 人を笑わせることが難しいと思う人は、 テレビやSNSの笑い をそのまま鵜呑みにしてはいけない
- 笑いの本当の目的は、 心地よい関係性の構築・親しみやすさの提供・楽しい時間 である
- まずは、 自分が相手にとって親しみやすい人 になれるように行動してみる

笑いを暴走させないために必要なこと

最近は、笑いが身近になったことで笑いを求めている人が本当に多くなった
プロのお笑い芸人は多くの人から支持され、多くのテレビ番組・SNSに出演している
その分だけお笑いや冗談が過ぎるような現実も多くなったように思う
というのも
なにかあったときに、”怒るなよ、冗談だろ” とか ”笑いが通じないやつだな” のような、嫌な気分にさせられた人が 笑いを理解していないのが悪い というような風潮ができあがってしまった
私はこれを ”笑いの押し付け” と表現している
攻撃性があるぶんだけ、 常に笑って済まされるわけではない ことをしっかり理解しなければ、笑いの押し付けが常態化してしまう
それに伴い、気遣いと反省は必要になるはずだ
そのような心持ちで相手としっかりコミュニケーションを取ろう
そうしなければ、笑いが暴走してしまうかもしれない



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